筑波大学 生存ダイナミクス研究センター

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若槻壮市博士、筑波大学を表敬訪問

平成30年10月22日に、分子構造科学の分野において世界的権威である若槻壮市博士(現.米国スタンフォード大学医学部構造生物学教授)が、TARAセンターを訪問するとともに、さらに木越英夫副学長を表敬訪問されました。

若槻壮市博士は、さきがけ「ライフサイエンスの革新を目指した構造生命科学と先端的基盤技術」の研究総括を務められました。現在は、米国スタンフォード大学医学部構造生物学教授、また同大学が運営する米エネルギー省(DOE)SLAC国立加速器研究所(National Accelerator Laboratory)の光科学部門教授として活躍されています。博士は、スタンフォード大学において医学部、理学部、工学部等とSLACとの研究連携を強化し新たにSLAC生命科学部門の設立を目指し、SLACのシンクロトロン放射光施設や、X線自由電子レーザー(XFEL)施設などを活用して幾多の国際的に顕著な業績を挙げています。

今回の訪問は、生存ダイナミクス研究センターで新規設置した構造生物学分野(岩崎憲治教授)拡充を図るため共同研究等の意見交換を目的としたものです。同分野では、クライオ電子顕微鏡による超高分子タンパク室複合体の構造解析研究を実施する予定としており、クライオ電子顕微鏡技術で先行している米国スタンフォード大学との連携を強力に推進してまいります。

また、表敬訪問においては、木越副学長からも筑波大学との具体的な共同研究の提案等が示され、今後一層の筑波大学との交流が期待されます。

 若槻壮市博士を囲んで
(左から岩崎教授、若槻博士、木越副学長、深水副センター長)

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