構造生命学研究
岩崎プロジェクト「構造生命学研究」
アミノ酸を始めとする限られた種類の分子を利用して複雑な生命体を作るには、その種類の組み合わせだけでなく、原子の空間配置を利用して多様性を手に入れる必要があります。くわえて酵素や受容体などのタンパク質は、構成する原子の空間配置を時間とともにダイナミックに変化させ、その機能を発揮します。このように生命を原子のレベルから理解するには、その3D構造を知ることが必須になります。得られた結果は生命現象の解明だけでなく、創薬等への開発に応用できます。
研究内容
透過型電子顕微鏡イメージングと計算機による生体分子の構造解明
岩崎憲治(生存ダイナミクス研究センター/教授)
高分解能のイメージ取得が可能な透過型電子顕微鏡を使い、単粒子解析法を主として、ターゲット分子の構造を解明します。得られた電子顕微鏡イメージの解析はもちろんのこと、その他の計測技術との相関解析に計算機を使用します。また、得られた分子の原子構造情報を使った応用研究に計算機や生化学を使用します。
岩崎研究室連絡先
〒305-8577
茨城県つくば市天王台1-1-1 TARAセンターA棟2階
Tel:029-853-6045
e-mail:ikenji〔あと〕tara.tsukuba.ac.jp
(〔あと〕を@に変えてお送りください。)